萬膳庵お仲間の皆さんのブログで、いつもネタでアップされる萬膳の焼酎。 今回は、準レギュラーの萬膳庵。 定評のあるおいしい焼酎です。 はい、これは、萬膳庵です。 萬膳の焼酎は、器に注いだときから、萬膳だぁ~っていう香りがしますね。 そして、その香りこそ、萬膳の特徴になっていると思います。 この香りはどこから来るのでしょうか。 今は珍しくなった木桶蒸留という製法からでしょうか。 でも、他の木桶蒸留の焼酎は、こういう香りはなかったです。 麹蓋で造っているからでしょうか? 麹を作る方法は、箱麹、機械製麹などがありますが、手間がかかるので敬遠されるのが麹蓋のようです。 これかなぁ。 蔵も木製なので、いわゆる蔵付きの酵母の効果なのかもしれません。 萬膳と萬膳庵の違いは、麹です。 萬膳は、黒麹。 萬膳庵は、黄麹。 米麹の種類も違うようです。 おいらの参考書「旨い!本格焼酎」(山同敦子)に、萬膳のこと、いろいろと出ていて、参考になります。 萬膳の米は、岩手県産のひとめぼれ。 萬膳庵の米は、霧島町産のヒノヒカリ。 米の種類にもこだわっておられるようです。 裏ラベルです。 「霧島山中深くは、天然の山女魚(やまめ)をも育む渓流「手篭川(てこがわ)」の辺りに四季折々の自然との調和、共存を願い、僅かばかりの木立を切り拓いた小さな小さな蔵が萬膳蔵です。 自然の恵みの感謝を忘れず地元霧島産こだわりの厳選素材を用い、「手造り麹」「かめ壷仕込み」「木樽蒸留」で黒瀬杜氏の卓越の技で醸しました。 どうぞ、この小さな小さな山小舎の蔵より出し、「萬膳」を萬(よろず)の膳の最良の友として御愛顧賜りますようお願い申し上げます。 合掌・蔵主・萬膳利弘」 はい、裏ラベルは、萬膳と同じですね。 萬膳利弘さん、たしか、おいらと同い年の50歳だと思ったのですけど。 萬膳の焼酎は、香りだけではありません。 一口含んだときに広がる旨さ。 そして、のど越しのさわやかさ。 飲んだ後に、じわりじわり涌き出てくるような深い味わい。 明日、仕事がなければ、酔いつぶれてしまいたい。 一家に一本、できれば常備したい焼酎だと思います。 評価は、当然☆☆☆☆☆ですね。 【製造元:有限会社萬膳酒造】 【原料:鹿屋産 黄金千貫(生産者 大脇氏)】 【麹米:霧島町産 ヒノヒカリ(生産者 上村さん、山崎さん)】 【麹:黄麹】 【蒸留:常圧蒸留】 【仕込み水:霧島レッカ水超軟水】 【アルコール度数:25度】 ↓一番安くて、5,250円。それでも、以前よりは、安くなってきました。 萬膳庵 1800ml 万膳(萬膳) |